メニューブック

飲食店で使うオーダーシステムのメニューマスターは結構ムズイ!

2021年11月に入ってからコロナ陽性患者数が落ち着いて、全国でも100人から200人程度と数カ月前がうそのように静まり返っています。

時短要請が解除され、お休みしていた飲食店さんも徐々にではありますが、復活しています。が、食材の高騰やアルバイトの確保、燃料費高騰などなど今までよりも厳しい環境になってきているようです。

本ブログで取り上げている「モバイルオーダー」や「セルフオーダー」などを使って、非接触でホールの人間を少なく運用出来ますが、アナログのメニューブックからシステムを利用するには結構大変なことがあります。

実際の経験と知見に基づいた「飲食店メニュー」についての記事をアップさせていただきます。

飲食店メニューブックと運用

飲食店に入り、テーブルについてから「さあ何を頼もう!」という時、テーブルに置かれている印刷物のメニューを見ることが多いと思います。

こんな感じのメニューを「メニューブック」と呼ぶことが一般的なようです。

お店によっては、壁などにオススメメニューを張り付けていたり、黒板で「今日のオススメ」などをアピールしている飲食店も多いと思います。

昭和の時代からレストランやお蕎麦屋さん中華料理店などで、ホールの店員さんがお水を持ってきて「ご注文は?」と尋ね、お客様がメニューブックなどから食べたい料理を注文し、それを聞き取ったホールの店員さんが紙にメモして調理場に伝え調理する。

というオペレーションでした。

<お会計票>

管理人が学生時代に「居酒屋」でバイトしていた時、雇われ店長さんが閉店間際にこの「お会計票」で一番高かったものを引き抜いて何するのか?と思ったら➡「さあ飲みに行くぞ!」と従業員引き連れて閉店後夜の街に繰り出していました。

俗に言う不正行為です!

アナログの時代では、このような売上をちょろまかすということが簡単に出来たので、帳簿を二重管理して本当は利益が出ているのに税金を払わない赤字決済にしていた飲食店はかなりあったのではないでしょうか?

ハンディーターミナルの登場

記憶があいまいですが、ファミリーレストランのスカイラークでホール店員さんが注文を間違えない為に開発されたのが「ハンディーターミナル」です。

今でも東芝TECなどで使われています。

Windows95が発売されてパソコンPOSが登場してから現在まで、この「ハンディーターミネル」を使った運用をしている大手チェーン店が現在でも多く見受けられます。

日本独自に進化した飲食店文化とでも言えるかもしれないですね!

アルバイトでホール経験がある学生さんたちは、注文をこなすためにメニューボタンの位置を覚えることが大変であったと思います。

東芝TEC製「オーダーエクスプレス」では、ハンディで注文出来るようにメニューマスターを『オーダーターミナル』に登録し、『オーダーステーション』を経由してハンディからの注文を厨房内のキッチンプリンター・キッチンディスプレイに飛ばす仕組みです。

<東芝TEC製OrderExpress構成>

オーダーエクスプレスでは、あらかじめ登録されていないちょっとした指向などを手書きで印刷出来ることも可能です。

キッチンプリンターの用紙幅はたいがい80㎜幅なので、メニュー名称(上記「オニオンスープ」)に限りがあります。昔のワープロのようですが、全角サイズで12文字、半角英数文字で24文字まで印刷出来ます。

メニューマスターCSV入力

システムを利用するには、あらかじめメニューマスターを登録して覚えさせないことには運用が出来ません。

お店のすべてのメニューをEXCELなどの表に入力して親POSサーバーもしくはクラウドに登録するのがとっても面倒なのです。

少しでも簡単にメニューマスター登録をするには、カンマ区切りのcsvファイルをアップロードする、という方法があります。

例:AirレジのCSVアップロード↓ ↓ ↓

CSV形式のファイルは、異なるコンピューター同士でデータをやり取りできる優れものなのですが、結構エラーが多く大変です。

上記のようにAirレジのcsvアップロードで使えない文字も多く、空白が入るとエラーになったりと一発ですべてのメニューを登録するという作業はとても大変です。

メニューマスターにメニューの単品画像を登録する場合や

プリンターの文字数制限を超える表示用のメニュー名を別に入力したり、ハンディターミナルのように四角いエリアにメニューを表示させたり、色々なパターンがあり各社の管理画面からメニュー登録をするには慣れていない人にはとってはとても難しいです。

※管理人が以前スマレジのCSV登録にチャレンジしてことがありましたが、うまく出来ませんでした。

スマレジのCSV説明HP

ユビレジのCSVアップロード説明HP

手入力でのメニューマスター登録

飲食店オーナーの方で紙に印刷した「メニューブック」だけを拠り所に、メニューマスターを作って欲しいという声も少なからず聞いたことがあります。

ただ、アナログ写真からメニューマスターを登録する為には、一度、手入力してメニュー名称や価格などを表に登録させないと効率が悪いです。

紙メニューから100メニューを登録する入力代行費でスマレジは100メニューで80,000円をいただくとしていました。

実際にOPEN真近なお店では、突然メニュー価格の変更があったりとドタバタが多く、一回ですんなりとメニューマスターが決まることはまれです。

ひどいときには、あらかじめ作成していたメニューブックをOPEN当日にまったく違うものに変更されたり等々 現場では色々なことが多発していました。

応用編として、ランチを選んだら普通盛りか?大盛りか?、ドリンクは何がいいか?などトッピング類の紐付けも結構な作業になります。

最近のアプリ提供会社の「初期登録費用無料!」をうたっているのは、どうやって細かい対応をしているのか?が気になります。

正解の無いメニューマスターの世界では、オーナーの思い付きで何でも変更されることが可能です。

なので、初期登録をアプリ会社に全面的にお願いしていた場合、追加のメニュー登録や価格変更などを出来る人材を店舗側に育てていかねば運用が回らないかもしれません。

どのアプリ会社でもこのメニュマスター管理は、店舗で決めることなので指示されないことはしませんし出来ないです。

WINWIN関係でシステムを活用するためにも、お店の側でメニューマスターを管理できる人材育成をしておかねば、いざという時に大変なことになってしまうかもしれないです。

飲食店ならではの注文

小売業のPOSレジを提供するアプリ会社ではなかなか対応出来ない「飲食店ならではの注文」をいくつか列記してみます。

◎1本の価格が***円なのに➡2本からご注文賜る串焼き(お鍋なども)

◎「厳選三選」など複数のメニューの中から3つなど決まった数を選択できる機能

◎飲み物に続いてケーキなどを選ぶと「セット割り」に自動でなる機能

◎2階で注文を受けたドリンクは1階ではなく2階のドリンクプリンターに印刷させる

◎19時まではハッピータイムで安くしてそれ以降は定価とする飲み物価格時間変更

◎お酒を注文する大人には必ず「お通し」をつける

◎90分など時間制限で飲み放題注文出来るよう0円注文する機能

◎注文を受けてから配膳するまでの時間をメニュー毎に売上データに残す機能

◎時間帯別によって端末に表示させるメニュー単価を変えられる機能

◎季節ごとにメニューを一新する場合、各店舗ごとにメニュー更新の一斉予約ができる機能

◎複数店舗で同じメニューマスター単価を使っていても、店舗ごとに単価を変更することができる機能

◎売切れたメニューを瞬時に押せなく出来る機能

◎本日のおすすめなど数量に限りがある場合、在庫0になったら注文出来なくなる機能

◎コース料理などでの選択肢が4つから5つ程度加算できる機能

◎時価など、日々価格に変化があるメニューについては価格変更が容易にできる機能

◎OPENキャンペーンなどで「ドリンク10%引き」などの設定ができる機能

◎ログインIDなどにより管理画面での変更が出来る人と出来ない人を設定できる機能

◎多言語メニューを作らなくても自動翻訳してもらえる機能

◎セルフオーダー端末のスクリーンセーバーを利用して追加注文などの情報をアピールできる機能

等々まだまだたくさんありそうです!

アプリ会社によっては出来ない機能もありますので、契約を検討される店舗様で必要な機能が何で、それがちゃんと使えるという会社を選んでみてください。

 

【おことわり】

本ブログ内に掲載している記事は、管理人の経験や調査に基づくものであり「掲載日時」当時の情報となりますことご了承ください。

飲食店経営者様などのご参考となるような情報を日々集めていきます。

より深く情報を集めたい方は、「お問合せ」いただけましたら対応させて頂きます。