明けましておめでとうございます。2022年寅年がスタートしました。
オミクロン株が広がりを見せていますが、今年はコロナ過を脱却し、経済が回る年になるのでしょうか?
本ブログでは、色々なセルフオーダーやモバイルオーダーをご紹介していますが、電子メニューを見るだけで注文は出来ないという無料サービスがあることを発見したので、今年最初の特集として調べてみることとします。
グルメサイトの苦戦
2021年3⽉期ぐるなびの売上⾼は161億円、営業損失は74億円、当期純損失97億円でした。(総有料加盟店舗数は、55,763店舗)
2022年3月期も厳しい決算が予想されます。
Rettyも2019年9月期(22億6,800万円)以降、2020年9月期(22億1,500万円)、2021年9月期(19億3,800万円)と売上を減少させ、2期連続で3,000万円ほどの赤字を計上しています。生き残り策として、DX・営業強化に4.8億円投資するようです。➡参考記事
そのRettyが推進しているのが、店内モバイルオーダーRetty Orderです。
「RettyOrderサポート担当がメニュー登録、お客様用のQRコードの印刷をお手伝いします。」とHPでは説明していますが、順調に毎月15,000円もかかる有料加盟店を増やしているのでしょうか?
無料のメニュー電子化
コロナ過対策として、飲食店内でお客様が帰るたびに紙メニューを消毒するのはかなりの作業となり、メニューを電子化するという方法が少しづつ普及していたようです。
飲食店のメニューをスマホで見れるというブログを発見しました。➡ブログ
この中にExMenuという会社が紹介されています。➡HP
福岡市に本社がある株式会社AliveCastという会社では、スマホからオーダー出来るExorderという「QRコードを利用した、飲食店向けスマホ注文・決済サービス」を展開しているので、電子メニューだけの利用を無料で展開しているようでした。
有料サービスモバイルオーダーExorderに導く無料サービスという位置づけのようです。
同じ試みをしている会社が何社かありました。
MENUBOOKモバイル
10枚まで撮影したメニューを簡単に登録出来ます。
Youtube動画でアップロード方法がわかります。↓ ↓ ↓
SmartMenu
HPには有料サービスが「準備中」となっているのが気になります。
USEN MyMenu
メニュー画像はPDFでアップロードするようです。
メニューを電子化する無料アプリ「Menu Express」というのもあります。
中国系の『QRfood』を運営する2Dファイヤー・ジャパン株式会社でも無料ではありませんがキャンペーンをしています。➡キャンペーンサイト
すまっぽん!
出典:各画像については各公式HPより引用しています。
※詳細不明ですが、タブレット用?「電子メニューブック個人店のミカタ for MenuBookは…」というのも気になります。低コストを実現ということは多少の金額がかかるのでしょうか?
メニューの電子化はHPでも出来るが・・・
無料でメニューを電子化するには、Googleのスプレットシートを利用すれば良いという記事もありましたが、お店のHPにメニューページを作成してそのURLをQRコードにすれば事足りるのでは?と思ってしまいました。
※お試しでメニューページをHPに作ってみました。➡サンプルメニュー
A4サイズくらいの紙メニューをスマホで見るのには、文字が小さすぎますので、画像も一緒に入れたりとレイアウトを工夫した方が良いかと思います。
いかがでしょうか?
それから、有料のモバイルオーダーには『外国語表示』や『売切れ表示』などの細かい対応も出来るのでHPでそれを行うのはハードルが高いです。
また、せっかくスマホでメニューを見れるのならば、そのまま注文まで出来る方が便利と思うお客様も多いのでは?と考えられます。
そういった点では、スマホのモバイルオーダー有料版で使う前段階として「メニュー電子化」を無料で試してみるのはありなのではないでしょうか?
他にもこんなサービスがあるようです。↓ ↓ ↓
スマホdeMENU
5,000円/月かかるようですが、Uber eatsや出前館、MENUなど、デリバリーアプリを一元管理。スマホdeMENUの管理画面で各メディアの情報を更新できるようです。
スマホで操作しやすい画面とは?
スマホで何でもできる時代になってきましたが、大きなタブレットと比較するとスマホの5インチ前後の画面でたくさんのメニューの中から1つを探すのは結構大変な作業になるのでは?と考えている方も多いと思います。
そんなスマホの操作画面(UI)について参考となる記事がありました。➡記事
考えてみると、昔から使っているEコマースというかネットショップの操作画面が使い勝手が良いような気がしています。
なので、飲食店メニューの電子化=ネットショップ化!
というような図式に思えてきます。
改めてAmzon画面をスマホで見てみるとジャンル検索し↓ ↓ ↓

商品をタップすると↓ ↓ ↓

数枚の画像が表示されて、詳細情報が下の方に書いてあります。
※ジャンルを検索し、左側に商品画像、➡側に商品名と価格などの情報が見れて、商品をタップすると詳細情報画面となり「注文」に導く導線がしっかりと出来、登録していたクレジットカードでの支払いが簡単に出来るようになっています。
紙のメニューを電子化しても、このような導線が出来ていないのでどうなのか?と思ってしまいますが、まずは「非接触」への第一段階としてメニューの電子化をしてみてから、色々その後について考えるというのはアリなのかもしれません!
※飲食店に入ってテーブルに座ると紙のメニューブックが置いていなくて、「QRコードをスマホで読み取って電子メニューをご確認下さい」というのが普通になっていくのでしょうか?